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風俗経営で失敗しないためのポイント|開業の流れも紹介

ビジネスにはさまざまな形がありますが、その中でも風俗店の経営は「稼げるビジネス」として近年さらに注目されています。人々の性欲を満たす性風俗産業は、年間数兆円を動かす巨大市場であり、業界への参入を検討している方も多いのではないでしょうか。

しかし、性産業の市場規模を見て実際に風俗店を開業・経営する方は非常に多くいます。経営をしていくにあたって必要な知識を身につけていなければ、失敗に終わる可能性もあります。

そこで今回は、風俗店の開業を検討している方に向けて、風俗店の経営上の分類・開業の流れ・経営に失敗しないためのポイントを詳しく説明します。

 

1.風俗店の経営上の分類

風俗店は、店舗の運営方式によって「店舗型風俗店」と「無店舗型風俗店」の2つに区分されます。近年において、性風俗産業へと参入する経営者は、無店舗型風俗店を開業することが基本です。

では、店舗型風俗店と無店舗型風俗店では何が異なるのでしょうか。ここからは、各区分の概要を詳しく説明します。

 

1-1.店舗型風俗店

店舗型風俗店とは、実店舗内のプレイルームで性的サービスを提供する風俗店のことで、ソープランドや箱ヘル(ファッションヘルス)などがこれにあたります。法律上の表現は「店舗型性風俗特殊営業」であり、店内構造や営業方式によって1号~6号営業の6種類に区分されます。ソープランドは1号営業、ファッションヘルスは2号営業です。

店舗型風俗店は、風俗店が密集した歓楽街・風俗街にお店を構えています。風営法の定めによって深夜から早朝にかけての営業が禁止されており、午前6時から午前0時までの時間内で営業しているお店が多いことが特徴です。

また近年、店舗型風俗店は限られたエリアでしか出店できず、出店できるエリアにはすでに空きがないほど風俗店が立ち並んでいるため、店舗型風俗店の開業は事実上不可能と言っても過言ではありません。無店舗型風俗店の開業が多いことには、このような背景があります。

 

1-2.無店舗型風俗店

無店舗型風俗店とは、実店舗を構えず、ホテルやレンタルルームおよびお客様の自宅へ派遣して性的サービスを提供する風俗店のことで、デリヘルやホテヘルなどがこれにあたります。法律上の表現は「無店舗型性風俗特殊営業」であり、営業方式によって1号~2号営業の2種類に区分されます。デリヘル・ホテヘルやその他派遣型風俗店はいずれも1号営業です。

また、ホテヘルは大分類としてはデリヘルと同様に無店舗型風俗店とみなされていますが、受付所を構えることから厳密には店舗型扱いとなり、店舗型風俗店と同様に営業時間の制限を受けます。

デリヘルやその他完全無店舗型風俗店の場合は、風営法による営業時間の制限がないため24時間営業が可能です。したがって、深夜帯はデリヘルに切り替えて運営するホテヘルも少なくありません。

 

2.風俗店を開業する場合の流れ

風俗店を開業する場合の流れは、いずれの業種においても基本的に同様です。下記に、風俗店を開業する一般的な流れをステップごとに詳しく紹介します。

(1)業種・屋号・コンセプトの決定

風俗店を開業する際は、必ずあらかじめ業種・屋号・コンセプトを決定するなどして、事前準備をしておきましょう。前述の通り、店舗型風俗店は新規開業が困難となっているため、デリヘルをはじめとした無店舗型風俗店が主な選択肢となります。

また、屋号はコンセプトを固めたのちに決めることがおすすめです。コンセプトに適していない店名だと、お客様から「想像していたお店と違った」と思われる可能性があります。屋号決定時は商標調査をし、考案した屋号・店名が他社の商標権を侵害していないかもきちんと確認しましょう。

(2)物件の選定

事前準備が終わったら、物件を選定します。店舗型風俗店は新規開業が事実上不可能なため、ここでは無店舗型風俗店の物件選定について紹介します。無店舗型風俗店は実店舗を構えないものの、事務所や女性キャストたちの待機所は必要です。

なお、風俗営業の開始を届け出るにあたって大家さんから使用承諾書を貰う必要があるため、物件の選定時は必ず用途を伝え、事前に大家さんからの承諾を得ておく必要があります。

(3)各種書類の提出

物件の選定・大家さんからの承諾を終えたら、風俗店開業における各種必要書類を管轄の警察署に提出します。例として、デリヘルの場合は「無店舗型性風俗特殊営業営業開始届出書」や「営業の方法に関する説明書類」、さらに「事務所や待機所の建物登記簿謄本」や「本人確認書類」などが必要です。

(4)キャスト・スタッフの採用

風俗店を経営するなら、女性キャスト・男性スタッフの存在も欠かせません。人材採用は、物件の選定が終わったあとくらいから余裕をもって始めると良いでしょう。キャストの募集においては、決定したコンセプトに適した女の子を採用対象にすることが重要となります。採用方法としては、風俗求人媒体への求人広告掲載が基本です。なお、スカウト行為は違反となるため、避けましょう。

 

2-1.店舗型風俗店の場合はM&Aで

前述の通り、ソープランドをはじめとする店舗型風俗は、新規開業の難易度が非常に高くなっています。しかし、既存店の営業権を買収するM&Aであれば店舗型風俗店を開業することが可能です。

M&Aによって既存店を買い取ることで、事実上不可能とされていた店舗型風俗店を経営できるだけでなく、物件探しの手間も省けます。加えて、ケースによってはM&A後も引き続き人材が残ることもあり、以前のお客さんを引き継ぐ形で営業できる可能性があります。

しかし、2020年より過去5年間において、店舗型風俗の店舗数は減少している傾向です。取り締まりの強化や無店舗型風俗の人気によって閉業を選択する店舗型風俗店オーナーも多いため、「どうしても店舗型風俗を経営したい」という方はなるべく早い段階で事業買収をすすめることが大切です。

出典:警察庁「令和3年における風俗営業等の現状と風俗関係事犯の取締り状況等について」

 

3.風俗店の経営で失敗しないためのポイント3つ

性欲は人間の三大欲求の1つであり、性風俗産業が衰退することはないとされています。しかし、開業して適当に集客をしながら経営するだけでは、失敗に終わるリスクが増加するでしょう。実際に、開業から数年程度で経営が安定しなくなり、泣く泣く閉業を選択する風俗店オーナーも少なからず存在します。

そこで最後に、風俗店の経営で成功を目指すためのポイントを3つ紹介します。

 

3-1.デリヘルから風俗経営を始める

客単価が高く、大きな売り上げが期待できるソープランドの経営は、多くの風俗店オーナーにとっての夢でもあるでしょう。しかし、もしソープランドの経営を目指している方であっても、風俗業界での起業経験が乏しい場合は、開業のハードルが比較的低いデリヘルから始めることがおすすめです。

デリヘルは風営法による出店エリアの制限が少なく、少額の資金で開業できます。そのため、ソープランドと比較して万が一失敗してしまったときの損失も大きく抑えられます。

 

3-2.キャストの管理を適切に実施する

風俗店の経営においては、キャスト管理が鍵となります。風俗を利用するお客様はお店そのものではなく、女性キャストを目当てにすることが基本です。大切なキャストをきちんと管理できていなければ、キャストの退店リスクが高まり、自ずとお客様の数も減ってしまうこととなります。

キャストを適切に管理するためには、キャストが不満を抱えやすい金銭面・勤務環境面を常にチェックしつつ、日々コミュニケーションをとるなどしてサポートしましょう。

 

3-3.フランチャイズに加盟して店舗を経営する

風俗経営の失敗を避けるためには、フランチャイズに加盟することもおすすめです。

フランチャイズに加盟して店舗を経営することで、風俗経営に関する不安や悩み事の相談先を確保できるだけでなく、下記のようなさまざまなメリットを享受できます。

  • 少ない開業資金で風俗経営を始められる
  • 経営ノウハウを学べる
  • 本部となる親企業(フランチャイザー)のブランド力を活用できる
  • 人脈づくりができる
  • 営業や集客に役立つ情報を知れる

また、デリヘルではフランチャイズオーナーを募集しているグループも多く、ほかの風俗業種と比較してオーナーになりやすいことが特徴です。フランチャイズオーナーを募集しているグループによって、毎月発生するフランチャイズ料は細かに異なります。低リスクで風俗店を開業したいという方は、フランチャイズ料が月額固定型となっているグループがおすすめです。

 

まとめ

風俗店を開業・経営する方は非常に多くいる一方で、準備が整わないまま開業したり、必要な知識を身につけていなかったりしたことによって、数年で廃業を選択するオーナーも少なくありません。

風俗店を開業する際は、事前準備が最も大切です。そして開業後に安定した経営を続けるためには、比較的ハードルの低いデリヘルを選択したり、適切なキャスト管理を行ったりすることも欠かせません。

風俗経営の知識が少ないという場合は、大手風俗グループのフランチャイズに加盟することもおすすめします。大手風俗グループのブランド力を活用し、かつ経営ノウハウも学びながら風俗店を経営できるため、失敗リスクも大きく抑えられます。ここまでの内容を参考に、ぜひ風俗店の開業・経営を進めてみてください。